今年で地域巡り達成!! ~秋の全校遠足~

  待ちに待った秋の全校遠足。秋晴れの下、保護者、地域の方も参加してくださいました。

今年も全行程、北村の坂本敬司さんが同行してくださり、詳しく解説してくださいました。



  
 まずは、牛ノ戸神社に参拝。きつい石段を登り、旅の安全を祈願します。奥の院まで登り、巨大な1枚岩でできた神様にびっくり!                        



牛戸部落の辻堂跡の石碑の前で、牛戸神社について赤組がクイズを出題してくれました。

 大日寺では、小谷住職さんがお話をしてくださいました。牛馬守護のお寺ではありますが、小学校が見える高台に建つ大日寺。いつもみんなのことを温かく見守ってくれています。                                      

大日寺では、青組が「大日寺」について説明をしてくれました。

続いて、黄組が「羽黒山」について説明をしてくれました。

忠霊塔(西郷戦没者慰霊碑)を見学し、西郷でもたくさんの方が戦争で亡くなられたこと、その人たちを地域の方が忘れずに大事に伝えていこうとしていることを知りました。   

西郷村の村長を40年も務められた坂本頼蔵さん。子どもたちもびっくり。

お昼休憩前に、中井神社にお参り。当時の女性による体の不自由な方々を助けるお祈りが盛んだったことを学びました。

お昼は、中井一のふるさと交流館を使わせていただき、おいしいお弁当を食べ、疲れを癒しました。                                       

午後の見学先の一番目は、9月の線状降水帯によって被災した曳田川の様子について説明していただきました。5年理科の学習「流れる水の働き」の学習にもなりました。

中井橋では、窪田俊憲さんが、昭和13年に坂本頼蔵さんの「西郷に一本道を通したい」という一念から造られたアーチ橋の仕組みにつて教えてくださいました。また、それ以前の橋げた工法で造られた穴のことも教えてくださり、初めてしることばかりでした。         




 河原中井では、田中製材の社長さんのご家族が、製材が盛んだった昔のことや工場での仕事の様子、林業が西郷にとって大事な産業だったことを教えてくださいました。        
 

鹿野公民館前では、吉田元校長先生が、鹿野部落の説明をしてくださいました。

1年生は生活科で作る工作の材料集めを終始頑張っていました。

 本角作業所の前から多加牟久神社まで、本角の田渕照國さんが、神社の歴史や本角部落の移住の話をしてくださいました。                          

 最後、多加牟久神社についての説明は、白組です。八上姫と大国主命にまつわるクイズを出してくれました。                                 

地域の皆さんも坂本さんに質問をしたり、子どもたちと会話したり、地域の方同士と話したりしながら秋の西郷を満喫しておられました。


 およそ7キロの道のりを、約5時間かけて歩き、牛戸、中井一、河原中井、鹿野、本鹿の部落の歴史や建造物、人々に触れました。また、自分たちで地域のことを知らべることによって初めて知ったこともありました。「西郷をもっと知る!」をテーマに全校で巡った遠足も3年目のラストの年を迎えることができました。これも、坂本敬司さん、地域学校協働推進員の坂本嘉和さんをはじめ、一緒に巡ってくださったり、説明をしてくださったり、沿道から温かい声援を送ってくださった地域・保護者の皆様のおかげです。学び多き忘れられない遠足となりました。                                

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