「遺骨収集の旅」谷口愛一郎さんにお話を聞く(6年生)
谷口愛一郎さんが来校され6年生に向けて、1976年に訪れたパプアニューギニアでの21日間の遺骨収集の体験をお話してくださいました。
【谷口愛一郎さん】
はじめに、竹やりの訓練を見たことや西郷にも敵機が通り過ぎたことなど戦争中の体験や、戦後の墨で塗りつぶした教科書の話などをしてくださいました。
谷口さんは、第二次世界大戦中にお父さんをパプアニューギニアで亡くしておられます。遠い異国の地で「日本に帰りたい」と思いながら死んでいった多くの人々を「日本に連れて帰ってあげたい」という強いを思いを持って遺骨収集に参加されたそうです。
事実を淡々と語っておられましたが、地中から発掘されたたくさんの遺骨と対面された時にはどのような気持ちだったのだろうかと胸が痛みます。
その時の遺骨収集では865柱の遺骨を回収し供養することができましたが、今もまだパプアニューギニアには多くの遺骨がねむっています。
【左:日記(遺骨収集の旅の記録)、右:現地の子どもが手向けてくれた花】
戦後78年が経過して、戦争体験者の多くが鬼籍に入ったり高齢化したりして、当時のことを語れる人が少なくなっています。谷口さんご自身も80歳を過ぎ、自分の体験を次の世代に伝えるのは今しかないという思いから今回の授業が実現しました。
子どもたちにとっては難しい話だったと思いますが、何とか理解しようと真剣に聞いていました。谷口さんの思いをしっかりと受け止めて、平和とは何か考え続けてほしいです。